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広告のネットとグロスの意味とは

広告の料金にはネットとグロスと呼ばれるものが存在します。
どちらも広告料金には変わりないため混同されがちですが、この2つには明確な違いがあります。

では、ネットとグロスには、それぞれどのような特徴や違いがあるのでしょうか。

広告料金におけるネットとは

ネットとは、媒体社が受け取る広告費のことです。
あるいは、代理店やメディアレップにおける広告の仕入れ値のことです。

媒体社からネット料金を考えた場合、代理店などから受け取る広告費であると同時に、代理店などへの広告の販売価格とも考えることができます。
代理店からネット料金を考えた場合、媒体社への広告の発注額といえます。

また、代理店は広告主に対して、ネット料金に手数料などを加えた金額を広告費の総額として提示します。
広告主からネット料金を見た場合、広告の総額費用から代理店の手数料を引いた金額のことです。

広告料金におけるグロスとは

グロスは、広告主が支払う広告費の総額のことです。

広告主からグロス料金を考えると、ネット料金と代理店などへの手数料などをすべて含めた広告費の総額になります。
代理店からグロス料金を考えると、ネット料金に自社が定めている手数料を加算した金額のことです。

この手数料は、マージンなどと呼ばれ、通常15%から30%位で定められています。
代理店が広告主に対して、見積もりなどを出す場合は通常グロス料金で提示されます。

ネットとグロスの関係

ネットとグロスの関係をお菓子に例えて簡単に説明すると、クッキーやチョコレートの本体だけの価格がネットのことで、そこに箱や包み紙などが含まれたものがグロスということになります。
例えば、広告主が代理店より100万円の広告費の提示を受け、手数料が30%だった場合、この100万円がグロスで、ここから手数料の30%を引いた70万円がネットとして代理店から媒体社に支払われることになります。

ネットとグロスは混同しないように注意する必要があります。
見積書などにネット料金と書かれていた場合、そこには代理店の手数料が含まれていません。
そのため、その金額を支払う金額と勘違いをしてしまうとトラブルの原因となってしまう可能性があるので注意しましょう。

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